■談論風発講座<後半>第1回講義を開催

■グループA

  • 日   時   平成15年12月3日(水)14:00〜16:00
  • 講演講師   山下 和彦 大阪国際会議場社長
  • 講演テーマ  「関西の活性化と観光産業」
山下和彦 講師講話
◆21世紀は右脳を大切にする必要がある
 渡り鳥など動物達は、遠く離れた目的地に間違いなく到達する。昔々の人間にもこのような動物の本能的センサーがあったのだろうが、今ではすっかり枯れ果ててしまった。もう少し右脳に軸足をかけて動くようにすれば、本能的センサーも多少は蘇り、「方向一般はこうだ」というようになるかもしれない。

◆観光産業のポテンシャル
 観光にまつわる産業規模は、2005年頃のIT産業と同額の75兆円と見ている。IT産業はそれが実現する可能性を秘めているが、観光産業の方は55兆円の期待値含みである。55兆円の成長期待性のある産業などどこにもないわけで、1番伸び率の高いところにシフトしていくというのは方向一般にかなっている。

◆まず、実際にやってみることが大事
 関西は観光資源に富んでいるのだから、リーダーになってメニュー開発などをやっていくべきだ。素晴らしい四季に恵まれた日本の自然は大変な魅力になる。
 観光産業や右脳寄りの話は、何かとやってみることが大事である。しっかりと方向一般を決めて、仕掛けを考え、具体的アクションに移す。もう、祝詞の時代は終わった。今は、そういう時代である。



■グループB

  • 日   時   平成15年12月1日(月)10: 00〜12:00
  • 講演講師   金田 嘉行 ソニー顧問
  • 講演テーマ  「企業の競争力〜知的生産性と先進的な価値創造〜」
金田嘉行 講師講話
◆はじめに
経済を活性化しようと長い間言われ続けてきた。最近一部では循環的な消費需要で景気が少し良くなっているが、本質的には日本経済は構造的な問題の改善がまだまだ必要である。その一つは、国際競争力の低下である。

◆今こそ必要な企業自身の競争力再生金田講師
日本全体の高コスト構造、政治、行政の制度疲労など問題は多いが、まず、個々の企業がコストミニマム、パフォーマンスのアウトプットを最大にする努力が必要である。それには、知的生産性を高めることである。
中でも、経営幹部の速い意思決定が必要になる。ITを大いに活用し、聞く耳、教わる心をもって自らを磨き、社員をリードしなくてはならない。

◆価値創造戦略
日本の強みを生かした価値創造が次の成長のシナリオである。時間の価値や、心や感性に触れる感動や、安らぎへのサービスやコンテンツには、多少高くてもお客様は納得してお金を費やすだろう。新たな価値を創造していくには技術革新が必要である。高精密など深層鉱脈や異分野の融合から価値を創り出し、それをブラックボックス化して抜群の先進性を保つようにしたい。

◆ビジネス戦略と技術の進歩、進化
これからの経営者やリーダーは、専門家でなくても技術のコンセプトやトレンドを理解する努力が必要だ。技術の進歩や進化と市場の動向を俯瞰しながらビジネス戦略を立てることが不可欠となる。

◆実現への経営課題
まず、事業分野や研究開発の選択と集中によりコアを強化し、一方で他社や大学との連携を図ることである。

また、日本には桃栗三年、柿八年という諺がある。ITやソフトウエアは進歩し、有効に使える時代になった。スピードが競争の鍵ゆえに速成栽培も望まれる。桃栗二年、柿五年位を目指し、組織の求心力を高め、英知を結集してチャレンジしてほしい。


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■2003年10月 Web会員制度を開始

Web会員制度の詳細につきましては、こちらをご覧ください。

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■9月25日人間力養成講座の塾生のレポート発表会を開催

  • 日   時  平成15年9月25日(木)
  • 時   間  15時〜17時50分
  • 場   所  リーガロイヤルNCB(大阪市北区中之島)
  • 出 席 者  塾生、講師、協議会役員、会員代表者

会場の様子

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■談論風発講座<前半>第1回講義を開催

■グループA

  • 日   時   平成15年9月2日(火)14:00〜17:45
  • 講演講師   南谷 昌二郎 西日本旅客鉄道会長
  • 講演テーマ  「特殊法人改革〜国鉄改革の体験から〜」

南谷昌二郎 講師講話
◆特殊法人改革の現状
 官から民へ、中央から地方へ、という流れの中で、これまでの日本の経済発展を支えてきた「大きな国家」をどう変えていくかが、高度経済成長の終わった今日の行財政改革の大きなテーマの一つになっている。国鉄改革は、これを実行できたお手本であり、かつてない行政改革であった。

 今の小泉内閣の特殊法人改革は、全体として一進一退という感じで、思い切った改革は本当に困らないと進まないのではないかと思う。

◆私が体験した国鉄改革
  国鉄再建監理委員長だった亀井正夫さんの「日本はいろんな改革をやったが、明治維新、戦後復興等、すべて外圧の下でやった。国鉄改革は初めて日本人の手で自らやった改革だ」との言葉に感銘を受けたが、そこに至るまでは大変なことだった。

 改革前の国鉄は、政府から数千億円の補助をもらっても年間1兆円の赤字であり、さらに37兆円の長期債務を抱えていた。それでも借金ができたから倒産しなかった。これが特殊法人の特殊法人たる所以である。鉄道事業は必要不可欠であり、いかに将来にわたって国民の役に立つ健全な経営を行うか、赤字、余剰人員、慣行といった不合理をどう処理するかが問題であった。

 国鉄自体も4回の再建計画を作成したが、計画自体が政治的産物であり、ことごとく破綻した。要員削減計画も民間と比べると生ぬるいと感じた。早く手をつければつけるほど良いし、いかに早く危機感を持って対処できるかということに尽きる。国鉄という入れ物を変えることがどうしても必要だった。とことん悪くなるところまでいったので、分割・民営化という改革ができた。改革後順調にいけたのも、そのおかげである。谷深ければ山高し、ということである。

 国鉄改革は、外から世論に押されたこと、国鉄内部の改革勢力が強まったこと、によるが、最後は中曽根首相の政治判断となった。最後に決定する国会も法律審議の時期に総選挙で自民党が圧勝した。最後は残り4ヶ月で間に合った。

◆分割・民営後の取り組み
 民営化以降は、年間平均6千億円の補助金をもらっていたのがなくなったことと、年間3千億円の税金を納めるようになったことで、年間8〜9千億円国家財政に寄与している。民営化後16年間で国鉄の長期債務の国民負担分の大半になっている。一方、JRが承継した14.5兆円の債務も、今では本州3社で10兆円くらいになっている。

 分割後、JR各社は地域特性を反映した独自の設備投資判断を行っている。JR四国は瀬戸大橋開通にあわせて予讃線の一部区間を電化した。JR九州は特急の車両を一新、JR西日本は京阪神間の通勤電車の車両に新車を集中投入した。阪神・淡路大震災でもJRは2ヶ月半で復旧した。国鉄時代では予算措置・入札等の手続きが必要で、こうはいかなかったであろう。

◆特殊法人改革への示唆
 道路公団は資産規模に対して働く人の数が少なく、運送業よりは不動産業に近い。大勢の職員を抱えていた国鉄とは、改革のやり方も異なったものになるのではないか。

 国民は、膨大な借金を抱え、ヤミ勤務などの実態が報道されていた国鉄には愛想をつかしていたが、今の道路公団の問題点は見えていない。今のままでは、国民が現に困っているわけでもない道路公団の改革に向けた世論は形成されない。政治的に、まずこれ以上道路公団に新しい道路は造らせないと決め、それに合わせた財務諸表を作らせるとともに、それに相応しい人を総裁に据えて、国民世論に訴えるべきである。

 郵政民営化について言えば、今年発足した郵政公社をみていると、昭和24年に鉄道省から国鉄という公社に変わったのと同じだなという印象をもつ。今後、分割・民営化の検討を急ぐべきだと思う。



■グループB

  • 日   時   平成15年9月5日(金)14: 00〜17:45
  • 講演講師   岡野 幸義 ダイキン工業副社長
  • 講演テーマ  「日本の安全保障を考える
             〜関西経済同友会 安全保障委員会の活動現場より〜」
岡野幸義 講師講話


 関西経済同友会の安全保障問題への取り組みは、1978年の「国の安全に関する国民意識調査団」の西欧諸国への派遣が始まりで、現在も安全保障委員会という形で活動を続けています。

 国家が着実に成長・発展していくためには、経済と安全保障のバランスをきっちりとっていくことが必要不可欠です。
 そこで、関西経済同友会では、米国、韓国、沖縄という日本の安全保障にとってポイントとなる3つの国、地域を定期的に訪問し、政府要人、学者、経済人などといった方々と安全保障問題について議論を行っています。

 日本の今後の安全保障政策について、個人的な意見になりますが、今年6月の有事法制の成立は大きな前進ですが、日本には「日米同盟の高度化」「集団的自衛権の行使」「憲法(第9条)改正」の問題など、安全保障の体制整備に関し、まだまだやるべきことが残っています。



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■塾生の自主合宿を7月4日〜5日に実施

■グループA

○前半の講義および議論を振りかえる場

 Aグループ塾生全員参加となった合宿研修は、本年度の人間力養成講座・前半の総括セッションとして位置づけ、これまでの講義および議論を振りかえる場とした。(後半の受講効果もさらに高まった)

○禅修養を通じ、自己の哲学を思索する

 合宿初日には、井上塾長とも親交の深い松基月仙老師(京都薬師山・一様院) を訪ねご指導を受けた。塾生は、禅修養を通じ、自己の哲学についてしっかりと思索した。

○強力な人脈形成に手応え

 宿泊先でのface to faceディスカッションでは、迫熱した議論が展開され、議論は深夜にまで及んだ。
塾生はこうした侃侃諤諤の議論を通じて、また、寝食を共にしたことで、強力な人脈形成の手応えを感じたようである。


禅修養の様子
   

■グループB

○企業のDNAを探る

 上期の人間力養成講座では、「企業のDNA」が一つの大きな議論のテーマになった。そこで、Bグループは、サイバー適塾の会員企業の一つである関西電力のご協力により、黒部ダムを視察し、同社のDNAを探求するとともに、広く「企業のDNAと企業経営」について議論を行った。40年前の偉業を目の当たりにし、メンバーは一企業のDNAにとどまらない「関西の底力」をあらためて認識するとともに、関西経済の再生に向け、決意を新たにした。

○人脈をより強固なものに

 宿舎は、冬場は雪に閉ざされる黒部ダムの保守作業などに従事される方々が寝泊りする文字通りの合宿所であり、ここで同じ釜の飯を食べ、大いに議論することを通じて、異業種から集まったメンバー間の貴重な人的つながりをより強固なものとすることができた。


黒部ダムにて集合写真

黒部ダム

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■人間力養成講座 第6回講義を開催

  • 日   時   平成15年7月28日(月)14:00〜17:45
  • 講演講師   川上 哲郎 住友電気工業 相談役
  • 講演テーマ  「経営制度と理念の変貌〜私の体験から〜」
川上哲郎 講師講話
◆日本経済と経営の変化
 この10年間は、いろんなことを言われるが経済体制・経済情勢というものが様々に変わってきた。
 日本銀行の福井総裁は、就任早々、「今の経済は大変な変換点で変曲点、特に中期的な変換点である。かなり経済は悪いと言われているが、実態面では新しい産業にかなり明るい要素が出てきている。一方、鉄鋼、石油化学、建機や産業などの機械産業はリストラを済ませ、鉄鋼も繁栄して採算的にも良くなってきている。量的にも東アジアを中心に大変需要が拡大してきている。マクロ政策によって経済が上向くことを願っている。」と言われていた。日本経済の長期的中期的な変換点であることは間違いない。
◆経営制度の改廃と企業統治機構
 最近の商法改正で導入された「社外取締役制度」、「時価会計主義」を極度に尊重することは本当にいいのかどうか、再吟味して取り入れるべきである。
 今まで、戦後の経営者資本主義の下で、社長というのは絶対的な権力をもっている。モニタリングが必要となるので、社外取締役の仕組みを一工夫して、経営の分かっている社外の取締役や顧問の人たちと現場を知っている部課長たちを結びつけるようなことができると、経営改革も進むのではないか。

◆優れた経営者の条件
 優れた経営者は、私の経験から考えると、一つは経営理念、考え方を持っているということである。意思決定も早く、スピード経営を心がけ、意思決定に使われるシステムを経営内部に作っていることである。従来のような年功序列はやめなければならない。経営者自身が先見性、世の中の変化を理解する力を持つセンスが必要である。最後には、財務バランスや資本に関心がある人。従来のように技術、販売、営業の専門家であればいいというようなことはこれからは通用しなくなっていくであろう。社会人としての総合的なバランスのとれた資質が必要である。


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■人間力養成講座 第5回講義を開催

  • 日   時   平成15年7月11日(金)14:00〜17:45
  • 講演講師   椋本 彦之 グルメ杵屋社長
  • 講演テーマ  「人を育てる経営」
椋本彦之 講師講話

 人から智恵を頂くのも、人育ても、"人間関係づくり"が大切である、とお話いただいた。 以下、要旨。

 私がここまで来られたのも、人とのおつきあいを通じて、知恵を頂戴したからである。これからも、いろんな人から話を聞いて、若い人を育てていこうと考えている。

 人は、燃やせば、驚くべき力を発揮する。人を燃やすには、見てやる、聞いてやる、誉めてやる、そして、任せてやる、権限委譲することが大事、と感じている。
そのためには、人の心を掴み、人間関係をつくっていくことが大切である。




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■人間力養成講座 第4回講義を開催

  • 日   時   平成15年6月20日(金)14:00〜17:45
  • 講演講師   寺田千代乃 アートコーポレーション社長
  • 講演テーマ  「私の経営哲学」
寺田千代乃 塾長講話
 アートコーポレーションが成功してきた理由と経営についてのお考えをお話いただいた。 以下、要旨。

 アートコーポレーションの成功の要因は、アート引越センターという分かりやすく商品名も入った会社名にしたこと、引越しをサービス業としてとらえCMを活用したことであると考えています。

 創業以来27年間、休みなくお客様の方を向いて新商品を考えてきました。「奥様荷造りご無用」、引越後1年間は家具の移動を無料で行う「家具移動サービス」、女性だけによる引越しサービス「レディースパック」等です。また、引越しは人とのかかわりがすごく重要で、引越先で作業時には必ず白いソックスに履き替え、服装も見苦しくないように「つなぎ服」にしました。引越当日の朝、ご迷惑のかかるかもしれないご近所にティッシュペーパーを持って挨拶をする「二つよろしくサービス」も始めました。

  バブル崩壊後の93年と94年は、初めて280億円の売上目標が未達になりました。創業20周年の翌年は、売上目標を300億円とし、皆で新しいステージを迎えようと提案しました。会社でやれることは全てやろうと決め、最初に「テイク・アクション」というスローガンを掲げました。全国の営業マンと全役員・本社スタッフがペアを組んでお客様を訪問しました。さらに顔見知りになった現場と役員・本社スタッフとの距離が縮まりました。この年は306億円の売上を達成できました。

  アートコーポレーションは92年にCSの体制を一挙作りました。その頃の反応は、すごく良いか、すごく悪いかの両極端でした。しかし最近は92%のお客様に満足していただいています。従業員のCSが上がると、スタッフもお客様に誉められ、さらに礼儀正しくなっていきました。

  1990年に私が関西経済同友会の中堅企業委員会の委員長をしていたとき出した提言と同じく、アートコーポレーションは、「Small but Excellent」を目指しています。




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■6月2日会員総会を開催

平成15年度第1回理事会・会員総会を開催し、3月28日に逝去した浅田和男
会長の後任として、 上野 至大 西日本電信電話社長を選出しました。

併せて、平成14年度事業報告(案)および収支決算並びに平成15年度事業計画(案)および 収支予算(案)についても、それぞれ承認しました。

   

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■人間力養成講座 第3回講義を開催

  • 日   時   平成15年5月30日(金)14:00〜17:45
  • 講演講師   岩田 弘三 ロック・フィールド社長
  • 講演テーマ  「私の経営哲学」
岩田弘三 講師講話
 1972年に会社を立ち上げて以来、今はビジネスチャンス・可能性を秘めた時代だと感じる。

 マーケットの変化にはさまざまな様相があるが、私は、マジョリティよりもマイノリティ、常識よりも非常識的な発想からビジネスモデルを構築したい。また、何としても同質化はせずに、オリジナリティをコア・コンピタンスにしたいと考えている。さらに、男性よりも女性への投資、成功体験よりも失敗体験、欧米へのコピー、キャッチアップからアジアへの回帰、といったことを日常的に考えながら、事業に取り組んできた。

 これまで私は、時代の変化の半歩先を読むことを心がけ、思い切って事業を変革してきた。物事を大きく転換する、あるいは捨てる・やめることが、次への大きなエネルギーになっていくのではないだろうか。

 おいしさの価値観も時代とともに変化すると考え、1992年に「健康・安全・安心」にさらに「環境」を加え、この4つを企業理念にした。

 そして、これを単なるお題目ではなく、形あるものにし、さらに高めていきたいと考え、企業理念の具現化として静岡ファクトリーを立ち上げた。

 この静岡ファクトリーは風力発電、ジャガイモのスティールコンテナでの搬入等の環境への配慮、託児所を併設することで社員が安心して働ける環境作り、また地域からの信頼も得られ、成功したと言える。企業理念を形にすることは地道な努力が必要だが、それによって、長期的に見ると、投資以上のリターンが得られるのである。

 当社が今日まで安定的に成長できたのは、「健康・安全・安心・環境」の企業理念をすべてのステークホルダーと共有してきたからである。

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■人間力養成講座 第2回講義を開催

  • 日   時   平成15年5月9日(金)14:00〜17:45
  • 講演講師   津田 和明 サントリー 相談役
  • 講演テーマ  「企業の遺伝
津田和明 講師講話
 企業には、それぞれ"遺伝子"があり、"遺伝子"をうまく利用して事業を展開することが大切であるとお話しいただいた。以下、要旨。

 企業には、それぞれ遺伝子がある。企業風土や社風はある程度意図しないと作れないものであるが、遺伝子というのは最初から企業に存在するものである。特にそれぞれの企業の創業者が持つ性格が遺伝子となって残っている場合が非常に多い。

 我社の創業者である鳥井信治郎は、西洋への憧れや冒険心が強く、新しいもの好きで、ハイカラで、さらに宣伝に対する関心が大変強い人であったが、これらの性格は、宣伝広告や商品開発において、我社に今も受け継がれている。

 一般に、「企業の寿命は30年」とよく言われるが、何十年あるいは百年も生き抜く企業も多い。これらの企業は、持っている遺伝子をうまく利用して事業を展開している。

 その際には、社員の思いつきから商品を開発するというような、思いつきを言える風土・思いつきを生かす風土が必要である。また、悪い情報こそ生きた情報になる。売上の悪さやトラブルなど、悪い情報が伝わりやすい"風通しの良い企業風土"を作っていくことが大切である。


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人間力養成講座 第1回講義

  • 日   時   平成15年4月11日(金)14:00〜18:00
  •   
  • 講演講師   井上 礼之 塾長(ダイキン工業 会長兼CEO)
  • 講演テーマ  「企業経営にあたって
井上礼之 塾長講話
 
 今の時代認識・環境認識として、@知価社会の到来、Aグローバル化、BIT化という3つの大きな変化が起こっていると考える。企業は、こうした変化を先取りした戦略を立案・展開し、独自のビジネスモデルを構築することが重要である。当社の時代対応の戦略としては、例えば高付加価値の製品・システム、新たなサービスを志向する「スマイルカーブの両端狙いの戦略」とシナ井上塾長ジーを生み出せるパートナーとの「縦横無尽な提携・連携戦略」がある。

  企業経営にあたっての考え方で、私が最も重視しているのが「人を基軸に置いた経営」であり、これは性善説に立って人の能力・可能性を信じることが、個人の持つ能力の活性化・極大化につながるという私の信念に基づいている。

  資本の論理としての「時価総額重視の経営」と「人を基軸に置いた経営」は両立しうると考えており、当社はその両立を目指すことで、様々なステークホルダー間のバランスをとった経営を志向している。

  「勝ち組」になるためには、戦略だけでは不十分で、「実行力」が不可欠である。そして、「実行力」を強化するには、行動規範となる経営理念を策定し、社内に徹底・浸透させるとともに、リーダーが先頭に立って改革を推進することが重要と考え実践している。そのためには、自由闊達な対話や議論ができる企業文化を根付かせることが必要である。


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■4月3日「サイバー適塾」第1期修了式および第2期入塾式、オリエンテーションを開催

「サイバー適塾」第1期修了式および第2期入塾式、オリエンテーションを開催しました。

開催日: 平成14年4月3日

場  所: リーガロイヤルNCB

スケジュール:
  • 修了式・入塾式  15:30〜17:00
  • 記者会見      17:10〜17:25
  • 懇親会        17:30〜19:00
これに先立ち同日13:30〜15:00、第2期塾生を対象に オリエンテーションを実施
(また修了式・入塾式において、第1期生の活動状況をビデオダイジェストで放映しました。)

表彰の様子

第1期生への適塾賞授与の様子
写真集はこちら

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