講話内容

アリイ ヒロシ ウィプロジャパン 社長 講話
日  時 平成22年6月29日(火)14:00〜15:00
場  所 リーガロイヤルNCB 3階「楓」の間
講  師 アリイ ヒロシ ウィプロジャパン 社長

講話内容
◆コラボレーションモデルについて
 ウィプロの本拠地があるインドは、多様な民族、言語、宗教によって構成される非常に大きな国であり、その分、ポテンシャルに満ちている。このような多様性に富んだ国で成功するには、最適なパートナーを適宜選択することが肝要である。ウィプロもこの点に着目し、プロジェクトごとに最適なパートナーとタッグを組んでビジネスを展開し、発展を遂げてきた。ターゲットとする国または組織の特性に応じたパートナーを選択し、互いのシナジーを出し続けていくコラボレーションモデルがグローバル化に大きく寄与するのである。
◆イノベートの重要性
 組織が生き残り、勝ち続けるためのキーポイントは、ITをバックオフィスタスクの効率化という目的で使用するのではなく、ビジネスをイノベートするための戦略的ツールと認識するということである。日本でも組織の経営を永続的なものにするためには、インドと同様にグローバル化を意識し、経営戦略の中でイノベートを積極的に推し進めることが肝要である。
◆ウィプロについて
 もともとベジタブルオイル関連事業を主たる事業としていた会社を、ウィプロ創始者のプレムジ氏がITビジネスを柱にしたグローバル化を目指す会社へと発展させた。今では、ウィプロでおこなっている事業の85%がIT関連ビジネスとなり、この6年間では売上ベースで平均34%の伸び率を実績として残している。堅調な経営の大きな理由としては、事業をコンサルティング、研究開発、ビジネスプロセス構築といったITを活用した総合サービスを提供する高付加価値を持った内容に成長させた点にあると認識している。
◆ガバナンスの重要性
 イノベートを浸透させ、組織を発展させていくためには、トップマネジメント層のガバナンスを効かせることが非常に重要と認識している。これにより、ボトムアップによるイノベートを自然発生させ、グローバル化に大きく寄与していると考えている。




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