講話内容

齊藤紀彦 副社長 講話
日  時 平成20年5月27日(火)14:00〜16:00
場  所 関西経済同友会 会議室(中之島センタービル28階)
講  師 樋口 武男 大和ハウス工業 会長兼CEO
講演テーマ 「熱湯経営 〜大組織病に勝つ〜」

講話内容
◆オーナーから教わり大事にしていること
 教育には3つの要素がある。精神的教育、知識の教育、実践における教育だ。「実践が先、理屈は後からついて来る」。これは大和ハウス工業創業者の故石橋信夫オーナーの言葉であり、理屈だけで物事を解決することを物凄く嫌った。リーダーには現場で率先垂範することが求められる。運が強いことも重要だ。オーナーは「私は幸いにして運が強い。そのお蔭で今日がある。君も運の強い人と付き合えよ。運の悪い奴と付き合うと、運をとられるぞ」と語っていた。類は友を呼ぶと言われるが、楽をしたい評論家タイプの人の周囲には、そういう人達が集まる。実践を重んじ地道に歩む人には、同志との出会いがある。運は自分で運ぶものだ。運の良い人がどういう生き方をしているかを良く見て、見習うべきだ。  私がオーナーから教わり、大事にしている言葉を紹介したい。「リーダーに必要な4つの力」とは、先見力、統率力、判断力、人間力。凡事を徹底することも大切。人の道を守る、約束を守るといった当たり前のことを当たり前にでき、人に感謝する気持ちがないと、人は大成しない。「長の品性の4箇条」は、公平・公正、無私、ロマン、使命感。「3つの切る」とは、古いものを思い切る、新しいことに踏み切る、合理的に割り切るということ。ぜひ自己研鑽に励んで欲しい。
◆チャンスは無数、可能性は何歳になってもある
 チャンスはどこにでも転がっているし、可能性は何歳になってもある。能力の有無よりも、気持ちの持ち方で人生は変わるものだ。プラス志向とマイナス志向では、長い道のりでは全く違った結果を生む。絶対に負けないという信念を持ち、できるだけ多くの人に会い、多くの現場を見て体験することが大切だ。経験の足りない者に人間力がつく筈が無い。ダーウィンの言葉ではないが、時代の変化に適応したものが生き残る。時代の変化を先取りする先見力を持ち、変化し続ける者が勝利者となる。  精神的教育と知識がないと、策を立てることはできない。実践の場を踏んでいないと、鋭い勘は働かない。精神的な土台が出来ていないと、人生の先輩からかわいがって貰えない。無限の可能性を秘めた皆さんには、そういう点を心掛けて努力を続けて頂きたい。



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