講話内容

樋口 武男 大和ハウス工業株式会社 会長兼CEO 講話
日  時 平成22年4月27日(火)14:00〜15:00
場  所 大阪国際会議場 1202会議室
講  師 樋口 武男 大和ハウス工業株式会社 会長兼CEO

講話内容
◆志を高く持つ
 最初に就職したのは大阪の鉄鋼商社。恐らく何不自由なく、一生その会社で過ごしていけたと思う。しかし、会社を興したいという志を持っており、この恵まれた環境では、自分はダメになると思った。そこで、25歳の時に、大和ハウス工業に転職することにした。入社後、往復4時間の通勤を2年間続けた。朝の5時半に家を出て、帰宅は深夜12時を過ぎることが多く大変だったが、志を持っていたことと、家族がいたからこそ頑張ることが出来た。
◆オーナーのテスト
 大和ハウス工業には、創業者でオーナー社長の石橋信夫さんがいた。私は、ずっと、オーナーからテストを課せられていたと思っている。そして55歳の時に、突然、当時赤字の、子会社の大和団地社長の職を命ぜられた。逃げ道はなく、引き受けることになった。大変だったが、従業員とも意思疎通を図り、黒字にし、復配させることが出来た。
◆リーダーに必要な4つの品性
 人間力は、リーダーに必要な4つの力の中で、一番重要。先見力、統率力、判断力がないと、リーダーは務まらない。しかし、リーダーには、人間的魅力や、オーラが必要。これらは、経験の中から、自分を磨いて身につけるもの。皆さん方には、出来るだけ多くの人に会い、多くの体験を積み、それらを身につけて欲しい。また、リーダーが持つべき4つの品性は、「公平公正」、「無私」、「ロマン、将来に対する夢」、そして、「使命感」があることである。
◆社会が何を必要としているかを考える
 創業100周年の際には、売上高を10兆円に乗せたいと考えている。それが、オーナーの夢。だから、様々なことにチャレンジしている。海外にも進出し、福祉、環境、健康分野にも進出している。何をやったら儲かるかという発想ではなく、社会が何を必要としているかを考えることが重要。これが、オーナーの教え。それを守って実践していくことが、大和ハウス工業のこれからを切り拓いていくことになると信じている。




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