講話内容

寺田 千代乃 アートコーポレーション 代表取締役社長 講話
日  時 平成22年6月15日(火)14:00〜15:00
場  所 NTT西日本研修センタ 1号館6FセミナールームA
講  師 寺田 千代乃 アートコーポレーション 代表取締役社長

講話内容
◆3つの起爆剤
 当社の発展には、@「アート引越センター」という、電話帳の一番前に掲載される社名、A「0123」という覚え易い電話番号、Bテレビ・ラジオのCMを使って、直接お茶の間に飛び込む、という3つの起爆剤が有効に作用した。特に、テレビ等のCMの効果が大きかった。
◆CS(顧客満足)の推進
 アートは、現在ある引越サービスメニューのスタンダードを作ってきており、「あったらいいな」というサービスをすぐに提供してきた。どんな新しいメニューでも、作って現場で運用するまでのリードタイムが短いのがアートの強みの1つだと思う。
 バブル崩壊時には、92年、93年の2期連続で売上目標の未達を経験し、役員から翌年の売上目標を下げようという声が聞かれる中、敢えて20億円増額した300億円の売上目標を掲げ、目標を上回る306億円の売上高を達成した。
 これは、アートとしてその時にできる全てのことをやった結果であり、92年から、お客様からCSカードを返して頂く取り組みや、引越現場を役員が抜き打ちで訪問し、お客様との接点を増やすなど様々な工夫をしていたのだが、一番大きなことは、引越を運送業ではなくサービス業だという感覚を忘れずに運営してきたことだと思う。
◆今後の事業推進
 引越のマーケットは、世帯数はあまり落ちていないが、少子高齢化で縮小が予想される。今後の戦略では、まず中核の引越事業のシェアアップ、さらに、商業物流の拡大による車両稼働率の向上や、引越での買換え需要を捉えた物販拡大などによりシナジー効果を発揮できるようにしたい。また、5年前から保育事業を始めているが、サービスの質の向上と収益確保を両立できるモデルを2年がかりでつくることができた。
 アートは、オイルショック、バブルなどいろんなピンチに見舞われたが、そのピンチをチャンスに変えてきた会社だと言える。これからも反省と挑戦というスローガンを掲げながら前向きに挑戦してゆきたい。




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