講話内容

大林 剛郎 会長 講話
日  時 平成23年7月5日(火)14:00〜18:00
場  所 リーガロイヤルNCB「雪」の間
講  師 大林 剛郎 大林組 会長

講話内容
◆建設業界に求められる独創性
 建設業界では、ここ十数年の間にお客様の関心の変化と共に仕事のやり方も大きく変わってきていると思う。お客様のニーズやプライオリティは何かを把握することが特に重要になってきており、日ごろの活動の中でそれを捉え、独創力のある提案をしていかなければならない(なお、ここで言う独創力というのは、革新的なものと言うよりは、お客様の抱えている問題を解決するような比較的現実的なものが求められている)。また、我々に要求される技術の多くは、応用技術だと思う。それは様々な技術を組合せて人がやっていないことをいかに実現するかということで、つまり応用的な独創力というものが要求されている。
◆大林組の歴史
 大林組は、曽祖父の大林芳五郎が1892年に創業した。1883年に東京に出て、宮大工に弟子入りして請負を学び、いくつかの仕事を成功させて大阪に戻り大林組を立ち上げ、その後工業化による建設需要増大の波に乗り、関西の地で発展の礎を築いた。当社には「良く、廉く、速い」(三箴(さんしん))という社是がある。これは「誠実なものづくり」「品質へのこだわり」など創業以来今日に至るまで受継がれている当社のDNAを表しており、今後も当社を支える基本理念として、大切に受継いでいきたいと考えている。
◆企業における人材
 組織の中で創造力、独創性を発揮するためには、組織の一員であるという自覚を持って行動することが必要だと思う。まず基本として与えられた自分の仕事の本質を理解し、さらにどうすればより良い仕事ができるかを常に考えてもらいたい。また、組織内でのコミュニケーションを今まで以上に図り、周囲の者が手伝ってあげることも大事である。また、人間は仕事だけではないので、様々な社会とのネットワークをたくさん持ってもらいたい。直接仕事に関係なくても、間接的に個人にも社会にもプラスになると思うので、是非実践してもらいたい。



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