講話内容

寺田千代乃 社長 講話
日  時  平成24年4月17日(火)14:00〜16:00
場  所  関西経済同友会 会議室(中之島センタービル 28階)
講  師  寺田 千代乃 アートコーポレーション 社長

講話内容
◆アートコーポレーションのDNAと基本理念
 人にもDNAがあるように、企業にもDNAがあると思っている。当社には、クリスマスイルミネーションや餅つきなどの年中行事がある。これらを創業の頃から36年間自然な流れとして続けられていることが、アートのDNAを象徴している。
 アートの基本理念は次のとおりである。@夢を共有する強い会社、楽しい会社をつくること、A暮らし方を提案する企業グループをつくること、Bthe0123のブランド価値を高めていくこと、CCSとESを経営の機軸に置くこと、D顧客、従業員、取引先、ステークホルダー、すべての関係者の方との共存を図っていくこと。アートグループの約3,000名の従業員がこの基本理念を中心に行動するようにしている。

◆目的を達成するのは従業員の本気のやる気
 1992〜93年、2年連続して会社の売上目標(280 億円)が未達となった。3年目に入る前に、役員が「目標を下げましょう、3年、同じ280億の目標を追いかけ、達成できなければ負け癖がつく」と言ってきた。しかしちょうどこの年は、創業から20周年、人間でいえば成人を向かえる年でもあるので下げたくない。また、目標というのは大体ストレッチしてつかむもので、つかめるようなところに目標を置いて、目標とは言わない。だから、とりあえずもう1年は、目標は下げず、300億の目標を立てていこうと言った。結果は306億を達成。「やったらやれるんだ」という気持ちがすごく大事だと感じた。

◆CS(顧客満足)とES(従業員満足)
 バブル期、サービスを満足に提供できていなかった状況を打破するため、CS推進室を作り、顧客満足を追求する体制を整えた。加えて「テイクアクション」といスローガンを掲げ、役員が営業社員と一緒にお客様のところへ同行するという取り組みをおこなってきた。
 また、顧客満足のためには従業員の満足も必要と考え、従業員の家族ともどもUSJへ遊びに行ったり、ハワイ旅行の計画もしている。これらCSとESに関する取り組みのおかげか、お客様アンケートであるCSカードの返信率が上がった。
 人の成長に夢というのは欠かせない。企業の成長にも夢は欠かせない。企業の力は人の力で支えられていると思っている。そこにいる経営者ではなくて、そこに携わる人たちの力が会社の力であり希望である。



閉じる