講話

日  時 平成26年7月30日(水)14:00〜17:45
場  所 中之島センタービル 14階 会議室
講  師 小椋 昭夫 バンドー化学株式会社相談役
講演テーマ  「私の会社人生と経営者としての心構え」

講話内容
◆経営者として
 1998年に社長を引き受けたときに3つのことを決意した。@会社はつぶさない。A雇用を守る。B率先垂範し問題は先送りしない。弊社は戦後、一度も整理解雇、希望退職をやっていない。これが、いつまでも続けられるかどうか、続けることが本当にいいのかという異論があるのかも知れないが、私は、雇用は守るべしと思っている。弊社には「私達の目標」という、バンドーグループをこんな会社に育てようという目標がある。1つ目は「お客様を大切にし、信頼される会社」2つ目が「みんなが物心ともに明るく豊かになる会社」3つ目が「社会に役立つ会社」この3つだけだ。極めてシンプルで近江商人の心構えにも似ている。CSRも簡単に言えば、この3つに尽きる。
 常々心掛けていることを挙げれば、「着眼大局、着手小局」「世のため人のためになるか」そして、「思考の三原則」(@目先だけでなく長い目で見る A一面だけでなく多面的に見る B枝葉末節にとらわれずに物の本質を見る)だ。大切にしている言葉としては、安岡正篤の「箴言十則」の第一則「己か使命の神聖を知り 正義に勇敢なれ」がある。この十則はお手元にペーパーで配っているので残り九則も味読していただきたい。ご自身の「新箴言十則」を創っていただくのも良いと思う。

◆塾長としてサイバー適塾の皆さんに期待すること
 学習と実践、実践と学習のサイクルを回して、自己の哲学を持ち「行動の人」になることを期待する。100の論理より実行である。「行動の人」にサイバー適塾の皆さんにはなってほしい。そして、最後は気だと思う。気迫だ。元気、やる気、勇気、この3つだ。さらに、経営に際しては、戦略にせよ方策にせよ、それらを徹底できるかどうかに尽きる。経営は徹底だ。本日の話が、皆さんのなにがしかの参考になれば幸いだ。



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