講話内容

細谷英二 会長 講話
日  時 平成19年8月2日(木)16:00〜18:30
場  所 りそな銀行 大阪本社 地下2階レセプションホール
講  師 細谷 英二 株式会社りそなホールディングス 会長

講話内容
◆「りそな再生」から学ぶ教訓・ヒント
1.最初の100日が勝負
 最初の100日で思い切ったバランスシート改革を行なった。就任当時、1兆9,600億円の公的資金が投入され、再生が軌道に乗った。既に約7,500億円の返済が進み、再建の目処が立ってきた。危機は良き友、時間はライバル。経営で一番難しいのは、当り前のことをやり抜くこと。
2.メッセージを分かり易く、肉声で伝える
 普通の会社、サービス業である自覚を植えつけるため、4年で250回以上、全国の社員に社員食堂等で呼びかけた。
3.お客さま好感度No.1への挑戦
 東京ディズニーリゾート等世の中の優れたものに学ぶ。
4.現場が主役の銀行を目指す
 地域分権を図り、スピーディーで顔の見える銀行に。
5.女性に支持される銀行No.1
 社外公募を行い、女性支店長を育成しているところ。
6.数字で示される情報ほど危険な情報はない
 優良メーカー並みに、現場を良く知る必要がある。
7.3%のコストダウンは難しいが、30%なら可能
 従来ベースの延長線上の発想ではダメ。ゼロベースで、思い切った目標設定がトップの仕事。
8.企業文化の変革
 上からの指示待ち文化から脱却し、自ら気づき、行動せよ。やって見よ、ダメなら直せ、試してみよ。
9.隠し事のない経営・風通しのよい風土づくり
 トップダウンとトップへの直結。(Bad News First)
10.リーダーの役割は背中を見せる
 上、3年にして下を知り、下、3日にして上を知る。

◆管理者の役割
1.現状維持は最大のリスク
 進化論で有名なダーウィンの言葉に「最も強い者、最も賢い者が生き残った訳ではない。最も変化に対応できた者のみが生き残った」というのがある。企業も、絶えず自己革新して行くことが重要である。
2.職場は一将の影 リーダーは率先垂範が大切。公私を峻別し、衆知を集めること。日本の企業経営の強さは現場主義とチームワーク力にある。
3.障子を開けてみよ、外は広い 内部論理と外のモノサシにギャップが生じた時に、必ず組織は衰退する。



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