講話内容

森下俊三 社長 講話
日時  平成18年6月27日(火)14:00〜16:00
場所  中之島プラザ11階 第1会議室
講師  森下俊三 西日本電信電話株式会社 代表取締役社長
テーマ 私の経営観

講話内容

◆現場主義の実践
当社は民営化して20年になるが、一番難しかったのは民間の感覚に社員をどのようにして変えるかということである。社会的な使命を果たしながら黒字にしていくのが普通の企業の姿であるが、そのような感覚に変えていくことが難しかった。
また、ドコモの創業当時も、「携帯電話は切れて当たり前」という感覚であった現場の社員に1年間ハッパをかけ続けたが、その結果、やればできるということに社員も気がついた。そうするとお客さまも評価してくれるようになり、社員がさらに本気になるという好循環が生まれた。何事も、現場の社員の目線が大事である。

◆現場力をつける
お客さまが求めるものをどのようにして実現するのか、少し考えただけでは無理だと思うものでも、いかに解決するかが本当のプロである。
現場力とは社員のプロ意識である。現場力をつけるには、いかに社員にプロ意識を持たせるかということが大事である。社員が意識を持つか持たないかで変わる。これはトップが言い続けなければなかなかできない。
現場力を身につけるためには、実際汗を流すのが一番で、やはり現場に行かなければならない。

◆社員に夢を持たせる
私は社員に夢を持たせることを1番重要視している。将来のビジョン、会社がこの先どうなるかということを見せないと社員は頑張れない。終身雇用や年功序列をやめていく今日、社員のプロ意識が企業にとって最も大事である。企業は人が集まってできているのだから、その人がプロ意識を持てなければ永続しない。大事なことは、社員にとって「自分の会社」であるという意識をどのように持たせるかであり、経営者が考えなければならない。

◆最後に
現在、社員に考える力をつける、物事を考える訓練をすることに取り組んでいる。「考える」訓練は難しいが、それをすると世の中を見る目が変わってくるので、是非皆さんも取り組んでほしい。



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