過去の活動

談論風発講座 「関西の活性化G」第1回講義を開催しました

開催日:2004年9月01日

テーマ:「関西の活性化」について

講師:「関西の活性化」について

講話内容

◆活性化を議論する上での留意事項
 関西をどうしたら良いか?というような話をする時には、次の3点を避けたい。
 ①具体的にどうしたら良いか分からないような抽象論は言わない。
 ②あの人が悪い、この人が悪い、だからダメなのだというような嘆き節は言わない。
 ③(総合的戦略が見えず、しっくりこないので)目先の技術論は言わない。

◆私の活性化戦略
 関西を活性化しようと、全部が全部やってもうまくいかないと思う。世の中が一遍に変わるものでもない。最も有効な戦略としては、哲学に裏打ちされた目的と目標を持ちながら、具体戦術としては、「一点突破・全面展開」を図ることが良いのではないか。

◆一点突破の一点をどこに置くのか?
 あまりにも、大阪という所はイメージが悪すぎる。私の思いとしては、住んでいる人も含めた「大阪の街」を美しくするということが重要だと思う。
 そうして、「一点突破」ということで焦点を絞っていくと、私は、公共空間の活用の仕方にあると思っている。大阪の公共空間は不法状況が蔓延しているため、誠に汚い。

◆大切なのは大阪人の自信
 大切なことは、大阪の人達それぞれがきちんと自信に裏付けられた誇りを持って、堂々と、世界と勝負していくような街づくりを進めることだ。全体として美しい、しかし、個性のある街はビジネスを生むことにもなるし、また、企業の本社を大阪に戻してもらえるようになるであろう。そうならないといけない。

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