設立趣意書

「サイバー適塾運営協議会」は、サイバー適塾の運営主体として、平成13年10月10日に設立されました。

なお、当塾の更なる発展に向け、令和2年4月1日より「グローバル適塾運営協議会」に改称致しました。

サイバー適塾運営協議会 設立趣意書(現:グローバル適塾運営協議会)

「失われた10年」から「再建」への期待が込められた新世紀がスタートしたが、従来にも増して、わが国企業の活力が低下し、わが国全体が自信喪失の状態に陥っており、国家としての危機に直面しているものと認識している。 わが国経済が再び活力を取り戻し、閉塞感漂う日本を変革していくためには、これまでの「官主導」「中央集権」から「民主導」「地域主権」へと構造そのものを変えていかなければならない。このような状況の中で必要とされるのは、歴史観に基づく教養と見識をベースとした新しい哲学を持った「逞しいビジネスリーダー」であるが、現在の知識偏重の学校教育、テクニカルスキル重視の企業内教育という現状では、このような人材が育つことは困難であると言わざるを得ない。 このため、我々関西経済界が英知を結集し、「実学重視」の人材育成、「強力な人脈形成」を推進する新しい教育の場を設ける。その教育の場においては、経済界の最大のポテンシャルのひとつでもある「実学」に長けた企業経営者自らがパワフルなリーダーを養成する形とし、また、塾の運営においては、時間と距離の壁を克服できるITという強力なツールを効果的に活用する。 これらの取り組みを昔大阪にあった緒方洪庵の「適塾」になぞらえ「サイバー適塾」と名づけ、その運営主体として「サイバー適塾運営協議会」をここに設立する。「サイバー適塾」において切磋琢磨して育った「国際社会に通用するパワフルなリーダー」が、わが国を「逞しい日本」に変革する原動力となることを期待して、我々の知恵と力を注いでいきたい。

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